17歳、相次ぐ内戦や国際情勢との軋轢により一般国民は普通に生活 することすら困難になっていく中、母の正しく命がけの愛によりア メリカへと渡りました。

アメリカでの新生活は言語の壁と人種差別から始まり、多くの困難 と課題に直面しました。しかし彼はあえて苦難に立ち向かい常に努 力し続けることで英語の習得、アメリカ文化への同調に成功し、名 門大学入学、電子工学の学士号と取得し首席卒業を成し遂げました。 在学中にプロジェクトマネジメントの修士号も取得しており、大学 卒業の後若くして後に米国最大規模の電子セキュリティ会社となる デジタル・セキュリ ィ・ネットワーク（DSN）を設立したことも 彼の努力を語るエピソードの一つです。

「私の人生の成功は、独裁政権と内戦で荒廃するイラクを脱出した ことで始まりました。当初はアメリカ社会もそうなのでは、と疑っ たこともありましたが、真なる努力を積むことで無限の可能性を与 えてくれました。」とマイケル・ジャロウは語っています。